2020年04月02日、ぬかるんでどうしようもない畑の暗渠排水工事を開始しました。ユンボでぬかるむ山側を掘っていきます。もちろん勾配に気をつけながら。
反対側からの写真。さっそく水が湧いています。
2020年04月06日、排水先の穴開けを行います。排水先はコンクリート製の側溝です。コアドリルを使います。塩ビ管サイズはVU75なので直径100mmあれば十分です。2014年にヤフオクで送料込みで8,000円ほどで落札しました。現在の新品価格を調べてビックリ。45,000円超えてます。
このようにドリルにセットします。湿式なので水が必要です。
穴開け完了。
抜いたコンクリート。側溝の厚みは4cmはあったと思いますね。
配管をします。
今回、家にあった1本を除いて塩ビ管の有孔管は自作します。まずは、型紙の印刷。有孔管を自作するための型紙は
こちらからダウンロードできます。
型紙の○印の中央へ千枚通しで穴を開けたら、塩ビ管の印字に沿ってあてがいます。そしてすかさずマジックで点印をつけます。ずらして点印をつけるという作業を繰り返します。
ドリルビットの紹介。12mm指定ですが持ってないので、13mmを使います。
点印に従ってガンガン穴開けて終了です。
2020年04月08日、暗渠排水の部材が揃いました。上から順にステラシート、土間シート、ちょっと高級なガムテープ、有孔管です。ステラシートは吸出し防止材(目詰まり防止)、土間シートは遮水シートとして流用、ガムテープは末端処理に使います。
まずは、塩ビ管を接続。途中、チーズを噛ましてあるのはもしも排水不十分な場合の水抜き穴として。末端のエルボは掃除用として。あとでそれぞれ塩ビ管を立ち上げます。
土間シートとステラシートの施工。土間シート2mもので長いので半分に折って使います。L字になるように敷きます。こうすることで湧き水が畑側へ行かないように、また畑の水は排水されないようにしています。ステラシートは湧き水が出てくる面につけるように施工します。
ガムテープで末端処理をします。有孔管と普通の塩ビ管との境目です。
あとは、砂利の40mmmを投入するのみ。在庫分では足りないので砕石屋さんまで軽トラで買いに行くことになります。
2020年04月11日、砂利の40mmmを0.3立米砕石屋さんから軽トラで購入し、砂利の投入が終わりました。0.3立米で2,030円。
ステラシートを折ります。砂利と土が混ざらないようにきっちり折ります。
2020年04月11日、側溝へ出る塩ビ管周りへモルタルを打設しました。
2020年04月16日、土砂の埋め戻し、立ち上げた塩ビ管の切り詰め、フタの設置。以上で全て完了です。雨が降ってもすぐ乾く良い畑になりました。
2020年04月20日、追記。こちらは田んぼ横の資材置き場の暗渠排水工事です。畑ではないのでシートに遮水シートを使わず、ステラシートのみを使って湧き水を排水しています。