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●長野県下伊那地方で支障木の伐採をしてます!

お墓に縁石ブロックを設置する

2020年05月29日、お墓に防草シートを敷くため、仕切りに縁石ブロックを設置することにしました。施工方法はほぼネット情報を参考にしました。ありがたいことです。
お墓の写真です。ホースと棒でこんな感じに設置できたらなぁ、という縁石の位置をだいたい決めました。が、しかしレーザーレベルでお墓とお墓の高さを測るとなんと17cmも高低差がありました。17cmはちょっとならせない。ということで勾配をつけて縁石を設置することとします。
丁張をします。杭をハンマーで打ち込んで、だいたいこの辺かなぁ、という所で水糸を張ります。糸がほとんど見えませんね。直角を出すためにピタゴラスの定理を使いました。a2+b2=c2です。詳しくはネットで調べてください。
2020年06月02日、ツルハシによる掘削が完了しました。暑いし、地面は固いしで、結構苦労しました。あまり重いものは乗らないので、基礎に砕石を5cmほど入れたいと思います。縁石ブロックの厚みは10cm。ですので水糸から17cmほど掘ったと思います。幅はハンマードリルのランマーのサイズを考慮して20cmほどです。
2020年06月03日、粒度調整砕石の0-25mmです。高価な砕石です。まあ、0.1立米で470円でしたが。別に普通の砕石の0-25mmでいいと思います。
スコップで5cmほどまいていきます。
こんなスコヤがあると何センチまいたかすぐわかるので便利です。
同じスコヤのアマゾンリンクです。
砕石がまきおわったら、ハンマードリルのランマーで締め固めます。このアタッチメント、非常に便利です。
同じハンマードリルのアマゾンリンクです。
同じランマーアタッチメントのアマゾンリンクです。
砕石の締め固めが終わりました。これが基礎です。
終わりました、と書いておきながら終わってない所もあります。こういった水糸の杭付近についてはどうしようもないので、終わりのほうでなんとかします。
さて、いよいよ縁石ブロックを設置します!道具の紹介。奥からエンジンカッター、スコップ、一輪車、水準器、目地ゴテ、普通のコテ、ゴムハンマー、樹脂製ショックレスハンマー、セメント用砂、ポルトランドセメントです。エンジンカッターは縁石ブロックの切断に使います。DIYとしては反則ですね。エンジンカッターが無い方はディスクグラインダーのダイヤモンドカッターで一周し、タガネで叩くのがいいと思います。
縁石ブロックのサイズは10cm×10cm×60cmです。このブロックは地先境界ブロックとも呼ばれているようですね。本当はお墓にはミカゲ縁石がいいんですが、家にコンクリート製の縁石ブロックの在庫がたくさんあったので仕方なく。。
早速、縁石ブロックを設置していきます。まずはバサモルタル(通称バサモル)作りから。一輪車の上でセメントと砂を1:3で混ぜ合わせます。水は入れません。ちなみに自分はちょっとセメントを多く入れる派です。
スコップでしっかり混ぜます。
まぜ終わったら砕石の上へ2〜3cm程度、スコップでまいていきます。
コテでならしながら、ある程度しっかり押さえます。
で、こんな感じなったら。
縁石ブロックを置き、水糸と水準器を見ながらゴムハンマーで叩いて設置します。上下の調整については水糸から少しだけ離した位置に設置したほうがやりやすかったです。結構何度もモルタルを入れたり、取り除いたりしながら設置しました。目地のことを忘れずに。ブロックとブロックはだいたい1cmくらい空けます。
縁石ブロックの設置に夢中になりすぎて、エンジンカッターの切断場面の写真を撮り忘れました。お墓の隣の縁石ブロックはエンジンカッターで切断しました。
縁石ブロックの設置が終わりました。ラスト1つを残して。
問題の水糸の杭付近です。
杭を抜きます。
掘削し、砕石を入れます。
そして、ランマーで締め固める。面倒でも大事な作業ですね。
あとは勾配を前の石にならい、水糸を手で張って縁石ブロックを設置します。
縁石ブロック設置完了。
次。ジョウロでモルタルの上に水をまきます。
コテでモルタルを少し持ち上げ、縁石ブロックを巻きます。後でモルタルが見えるとかっこ悪いので土で埋まる部分のみ巻きます。
モルタルが足りないところは、少しモルタルを入れます。で、ジョウロで水をまいて、コテで巻く。特に足を引っかけそうな場所は念入りに。
モルタル巻きが終わりました。
次。目地埋め。道具たちです。バケツ、ビニール手袋、目地ゴテ、スポンジ、ブラシです。ビニール手袋は必須です。素手でやると確実に手が荒れます。
セメントと砂を1:2で混ぜ合わせます。で、次に水を少しずつ入れます。
目地用のモルタルの堅さは結構固めがいいです。柔らかいとすぐ形が崩れてしまいます。この辺は慣れです。
こんな具合に指で少しずつモルタルを目地に入れていきます。
目地ゴテでならすとツヤツヤになります。
タイミングが難しい所ですが、一定の時間をおいたら、ブラシやスポンジで目地の周りについたモルタルを取り除きます。スポンジは水で濡らして使います。
目地埋め完成。
最後に設置した縁石ブロックと擁壁との間は少し広いので型枠を使おうと思います。今日はここまで。
2020年06月04日、昨日のつづきです。最後の目地埋め。型枠と言ってもこんな端材を使います。
丸ノコで適当に切断し。
こんな感じに型枠とします。癖でCRCを剥離剤としてスプレーしてしまいました。両サイドに石や土を詰めて押さえます。
そして、モルタルを詰めて完了。今日もここまで。
2020年06月05日、型枠を外しました。なかなかツルツルに仕上がりました。モルタルやコンクリートの表面をツルツルに仕上げるには何より根気が必要です。水が引く度にコテで表面を丁寧に押さえるのがコツです。素人は1回か2回押さえるだけで終えてしまうので、表面が綺麗にならないのです。
縁石の周りに土を埋め戻して今回の工事は完成です。
2020年06月09日、砂利下専用の防草シートを敷き、ビリという小粒の砂利をまきました。