2024年07月29日、うちの耕運機、クボタ VTR-7は叔父さんから譲り受けましたが、ギアオイル(ミッションオイル)漏れがあり、継ぎ足してもみるみると漏れて減っていきます。何よりもまず気持ち悪い。なんとかしようと思います。まず、これはオイルシールからの漏れではありません。オイルシールよりもかなり上から漏れてきます。一番困るのはギアケースに塗ってある液状ガスケットからの漏れです。これだとギアケースを割る必要があり、すごく面倒くさそうです。
エンジンを降ろすため、エンジンの出力軸に取り付けてあるプーリーを外します。プーラーを使いました。Vベルトも外しておきます。
スロットルワイヤー、アース、ストップスイッチ配線を外します。
エンジンを取り外しました。ステーも取り外しました。写真は無いですが、ステーの一部が折れていました。
ステーの下側の取り付け部からギアオイルが漏れているようです。ペンチで取り付け部を動かしてみると動きました。溶接が外れているようです。ステーが折れていること、溶接が外れていることから、この耕運機はエンジン部分を強くどこかにぶつけたと想像できます。その結果、溶接が外れ、ケースに穴が開いてギアオイルが漏れたんじゃないかと思います。
ギアオイルを抜いてパーツクリーナーで脱脂し、100V半自動溶接で漏れ箇所を溶接しました。
折れたステーをエンジンウェルダーで溶接しました。
後は、すべて逆順で組み直して終了。案外、簡単?でした。