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●長野県下伊那地方で支障木の伐採をしてます!

昆虫採集用の竿(柄)を自作する

2018年11月20日、昆虫採集用の竿(柄)を自作しました。自作したと言っても実際に製作したのは竿の先端部分で捕虫網との接続金具の加工が主な作業です。まずは竿の紹介。家にあったものなので、全く同じ物かわかりませんが、こういった商品のアルミ製の柄部分のみ使います。モノタロウさんから画像をお借りしております。商品名は「早川工業 ワルツ 伸縮柄 吸水モップ」とあります。
材料一覧です。前述の竿と、竿に金具を固定していた平リベット(丸リベット?)と、「昆虫文献 六本脚」から購入した「ジョイント E金具(スプリングねじ込み式枠+カーボン竿用)」です。このE缶具が竿の内径と偶然にもほぼピッタリだったんです。これはイケる!と確信しました。
取り付ける網です。スプリングねじ込み式枠となっております。だいぶ年季入っていますね。
さあ、作業開始。ボール盤と万力を使ってまっすぐに穴を空けていきます。まずは小さい径から空けていきます。
徐々に穴径を太くしていき。
目標の4.8mmの穴を空けることができました。
ただし、問題はこれ。平リベットがひん曲がっているんです。これではうまく穴に収まりません。
先端を少しディスクグラインダーで切断。
無理矢理、金槌で打ち込んでみました。これが大失敗で、引き抜くのに苦労するハメになりました。
棒を平リベットに打ち込んでようやく抜きました。
4.8mmのドリルビットを使って少し穴径を広げます。
削る、入れる、抜くを繰り返しました。万力で押さえつけたのでE金具に傷がついてしまいました。しかし、平リベットがスッポリ入るようになりました。
さて、今度は竿のほうの加工です。竿に穴を空けていきます。こちらはボール盤使うまでもないでしょう。
4.8mmの穴が空きました。
後は平リベットを万力に当てて金槌で叩くのみ。これでガッチリE金具が固定されます。
そして、完成!ちょっと短いですが、竿がアルミ製なので非常に軽いです。長さ調整も早いし、なかなかの出来ではないでしょうか。
この手の改造に興味ある方は、釣り竿を使った改造第2弾「昆虫採集用の竿(柄)を自作する2」へどうぞ。