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●長野県下伊那地方で支障木の伐採をしてます!

水中ポンプのメカニカルシールの交換

2020年05月02日、寺田ポンプ製作所 水中ポンプ SG-150Cを1年ぶりに稼働させてみたら、水につけた瞬間、家のブレーカーが落ちました。
確実に水中ポンプの故障です。まずはバラします。いきなりこの状態の写真ですが、心配なさらなくても誰にでも簡単にできます。モーター内に水が浸入していたので乾かす意味もあって可能な限りバラします。
ネットで検索してみるとモーターの軸についているバネつきの物体。これがメカニカルシールと呼ばれる部品のようでして、モーター内へ水が浸入することを食い止めているそうです。
手で引っ張ると簡単に取れました。
劣化している気もします。というか、ここからしかモーター内へ水が浸入する原因がないでしょう。メカニカルシールの発注・交換ですね。ですが、あいにくゴールデンウィーク中です。明けるまでこのまま放置します。
2020年05月21日、ようやくメカニカルシールが届きました。左が古いメカニカルシール、右が新しいものです。やはり新品は違いますね。
これが正しいやり方はわかりませんが、新しいメカニカルシール取付の潤滑剤としてCRCを取付軸へ吹いておきます。
そしてメカニカルシールの取付です。非常に簡単でした。指で押し入れるだけです。あと、写真はないのですが、オイルシールも念のため交換しておきました。
ケーシングを取付。
えー。ここで問題発生。というかメーカー側からの伝言で「流動パラフィンP70」を30mlほどケーシングの注油口から注入してほしいとありました。なんじゃそれ?というわけでググってみました。んー送料を入れると結構なお値段。買えません。そこで代用品。他の水中ポンプの説明書を読んでいたらVG32のオイルが使われていたのを発見し、これだ!と決定。買ってきました近所のホームセンターから。もちろん自己責任です。
同じオイルのアマゾンリンクです。
迷うこと無く、30mlほど注入。
羽根車を取付。
サクカバーを取付。
そして、最後のストレーナーアミを取り付けて完成です!