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●長野県下伊那地方で支障木の伐採をしてます!

ネズミ捕りを自作する

これはいつ作ったか覚えていないぐらい前に作りました。命名「鉄の女」。うん、我ながら扉が閉まった絵が実に恐ろしい。 この無機質な表情が私の中では実に鉄の女。 最初の頃はなんか形が原爆っぽいから、リトルボーイとか付けようとしましたが不謹慎なんでやめました。 もちろん、家族に向かって「鉄の女でネズミが捕れた!」なんて言いません。心の中でそう呼んでいるに過ぎませんので。
これが完成した後に、私の大好きなサイトである趣味友遊の 「趣味友遊式箱罠」を見てその仕組みの賢さにあっけにとられましたが、 ともかく無駄に複雑な仕組みながら完成し、実用に耐えるものでしたので、紹介します。
横から見た写真。
上から見た写真。
まずは、ネズミ捕りを仕掛けた状態の写真です。ワイヤーが扉と餌部分の作動機構とでつながっています。
後ろの餌部分の蓋を開いた状態の写真です。ここから餌を取り付けます。
そして肝心の餌部分の作動機構です。ネズミが1のコヌカ入りの袋がついた針金を手前に引っ張ると、テコの力で2のボルト部分が外れます。 すると3の棒部分がバネの力で開き、つっているワイヤー4が外れ、扉が閉まります。
扉は重力の力で閉まりますが、それだけではネズミに逃げられてしいます。そこで、扉のロック機構の出番となります。扉部分の先端には1の黒い棒がついています。
扉が閉まると1の棒が2の引き金を叩きます。すると、引き金からボルトが外れ、バネの力で3の棒が飛び出し1の棒をロックします。
ロックされた状態。
我ながら無駄に複雑。セットにも時間かかります。後ろから餌がセットできる点はまあ、褒めてあげたいと思います。 シールの数は捕れたネズミの数です。2018年02月20日現在、25ありますね。1度に2匹捕れたこともあります。
ネズミ捕りにしてはデカすぎやしないか?と思った方、正解です。たしか、最初はこれでハクビシンを捕る予定だったんです。でも許可無く勝手には捕れないし、 だいたいがハクビシンを捕るには箱が小さすぎました。もっとも、これにハクビシンかかったら、たぶんぶっ壊されますね。
材料の説明がまだでした。材料はボルト類と足ゴム以外は全部家にあった廃品利用です。 本体は古い米びつです。当時はディスクグラインダーなんて持ってなかったから、鉄ノコと金切バサミでチマチマ切って作りました。

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