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●長野県下伊那地方で支障木の伐採をしてます!

畑にポリエチレンパイプで水を引く

2020年04月19日、貯水池から引いてきたポリエチレンパイプを畑に分岐する工事を開始しました。ポリエチレンパイプのサイズは20mm(20A)。結構な落差で圧がかかるので水道用二層管。右から出ているパイプが本線で、左へと流れています。ただし、これから紹介する設備は冬期間は使えません。凍る前に水抜きをしています。ですので非常に浅い所にパイプを埋めています。
本線をエンビカッターで切断します。ポリエチレンパイプも切りくずが出ることなく綺麗に切断できます。これを手に入れる前はノコギリで切断していました。
同じエンビカッターのアマゾンリンクです。
本線を切断。
切断し、このような状態になりました。
ここで登場するのが、砲金製ポリエチレンパイプ継手20mmのチーズです。このチーズは2,000円以上します。
1カ所ナットを外すとこのような構造になっています。
この順番でポリエチレンパイプに取り付け、打ち込みコアを樹脂製ハンマーでしっかり打ち込みます。
同じ樹脂製ハンマーのアマゾンリンクです。
打ち込みました。
あとはパイプレンチでしっかりと締め込むだけ。
3カ所、同じ作業を繰り返してポリエチレンパイプの分岐完了です。
このように畑へ向かって分岐できました。
2020年04月21日、工事を再開しました。今日は、分岐先に塩ビパイプを立ち上げ蛇口を取り付けたいです。まずは適度な長さでポリエチレンパイプを切断します。
この順番で接続していきます。左から砲金製ポリエチレンパイプ継手のめねじ付ソケット、TSバルブソケット20(インサート付)、エルボ、VP20の塩ビパイプです。
砲金製ポリエチレンパイプ継手のめねじ付ソケットをポリエチレンパイプに接続します。
バルブソケットの接続にはシールテープを使います。
TSバルブソケット(インサート付)へシールテープを巻きます。インサート付でなくても構いません。左手にバルブソケットを持ってネジ部分に右手できつく時計回りにシールテープ巻いていきます。だいたい10周くらい巻いたかな。
巻けました。
パイプレンチを使ってしっかりと接続します。これでポリエチレンパイプから塩ビパイプ(VP管)に変換できます。
次。塩ビパイプの接続。面取りという大事な作業があります。面取りに使うパイプリーマーです。
こちらは外側の面取り用。
こちらは内側の面取り用。内側はやる必要ないと言う人もいますが、私が教わった設備屋さんは「内側の面取りのほうがそこに接着剤が溜まるので大切です」と言っていました。
たぶん同じパイプリーマーのアマゾンリンクです。
このようにコリコリと何周かまわして面取りします。
面取りできました。パイプの外側については面取り後のバリを指の爪で一周してしっかりと取っておきます。
低粘度速乾性の接着剤の登場です。塩ビパイプを接着します。
ここは忙しい作業です。ササッとバルブソケットの内側と塩ビパイプの外側に接着剤を付属のハケでたっぷりと塗って。
すかさず、塩ビパイプをバルブソケットへ少し回転させながら全力で差し込みます。そして抜けないようにしばらく保持。
エルボ、塩ビパイプ、と同じ作業で接着していき。
TS異径ソケット20×16、TS給水栓用エルボ16(インサート付)と繋いでここまで来ました。
いよいよ蛇口を取り付けます。万能ホーム水栓7015KK-13です。安くてホースジョイントが取り付けやすいです。
ほぼ同型の安い蛇口のアマゾンリンクです。
シールテープをネジ部分に10周程度巻きます。
とうとう蛇口がつきました!と、ここで問題発生。塩ビパイプを立ち上げたこの位置は一輪車の通り道でした。場所を変えなくてはなりません。
ふー、バルブソケットから少し長めにパイプを伸ばしておいて正解でした。パイプが短いと切断しても継手が入らないのでバルブソケットから買い直しになります。
このように位置を変えました。
そして完成。2mの単管の先端をハンマーで潰してから、地面に打ち込んで支柱にし、樹脂製サドルバンドと結束バンドで塩ビパイプを固定しました。ホースジョイントとホースも取り付けました。塩ビパイプと継手を接着したあとは、蛇口を解放し、24時間以上乾燥させてから通水します。
ジョイント工業という会社からネット通販で購入した、単管用キャップです。鉄でできているので長持ちです。