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●長野県下伊那地方で支障木の伐採をしてます!

運搬車のスイッチを交換する

2018年10月15日、「四国製作所 クローラ型運搬車 XL391D」のストップスイッチを交換(改造?)しました。元々のストップスイッチの位置は写真のようにエンジンにくっついておりまして、確認・操作共に非常にやりづらい位置にあります。このスイッチ位置を新たなスイッチで手元に変更します。
おなじみヤフオクから調達した送料込みで1,479円のスイッチ。中古もありましたが500円くらいしか違わないので新品のほうがいいです。
ところで農機具に使われている汎用エンジンの配線コードの太さに関する情報を収集してみたのですが、全くと言っていいほど見つかりません。スイッチ関係は0.5sq(0.5スケア)なのか0.75sq(0.75スケア)なのか出てこないのです。なのでノギスで家にあるエンジンの配線コードをいくつか測ってみました。その結果、多くは0.75sq、たまに0.5sqという感じでした。テスターで測る元気もありませんので、スイッチにどの程度の電気が流れるのかわかりませんが、たぶんどっちでもいいのでしょう。という結論に達しました。間違っていたら教えて下さい。どっちか選べと言われたら、それは安全を考えて太いほうを選びますよね普通。というわけで今回は0.75sqを使います。これらの部品や道具は全部ホームセンターの自動車・バイク用品の所で見つかります。
あと、ガソリンエンジンをストップさせる仕組みはスパークプラグへ繋がる配線コードをエンジンブロック(エンジンの金属部分)へアースさせることでスパークプラグがスパークしなくなりエンジンが止まる、と理解しています。なので、おそらく今回購入したスイッチとは別にアース線が必要になります。おそらく、と書いたのは経験上、うまいことスイッチを取り付けた場所がアースされていることがあるからです。
アマゾンへのリンクも貼っておきます。
エーモン 電工ペンチ 全長約255mm 1452
エーモン 配線コード AVS0.75sq 5m 黒 1171
エーモン ギボシ端子セット 30セット 1152
さあ、作業開始です。まずは固定場所の選定。スロットルレバーに近いこの辺が適当でしょう。ドリルで穴を空けます。8mmの穴の所、適合ドリルビットがないので6.5mmのドリルビットの側面でゴリゴリやって空けました。
よって穴の形が少しいびつです。
スイッチの取り付け。いい感じです。
配線コードの長さが足りないので延長します。ギボシと呼ばれる配線コードの接続端子で末端処理をします。やり方はyoutube上に配線コードメーカーのものがありましたのでそれを見ながら。
あとはギボシ同士をズボッと接続して完了!エンジンを掛けてスイッチをオフにしてみて結果、スイッチを取り付けた位置は偶然(?)にもアースされていてアース線は不要でした。
2018年12月03日、このリフトダンプ運搬車のスイッチも同じスイッチに交換しました。
エンジン直結のこの位置にあったスイッチが。
側面のこの位置になりました。改造方法は全く同じです。アース線はやはり今回も不要でした。