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●長野県下伊那地方で支障木の伐採をしてます!

米作り2018-6

2018年09月18日、いよいよ稲刈りです!上の田のアップ写真です。台風の影響もあり、かなり倒れてきました。刈り手側に倒れているので稲を刈っている最中に、隣の稲が人間側へ倒れてきて足に当たるでしょうね。こちらは堆肥と鶏糞が主体で育てました。
下の田のアップ写真です。こちらも倒れていますが、向きが刈り手側に向いてないのでまだマシです。この程度の倒れ方なら稲の上を機械が滑る心配はなさそうです。こちらは堆肥と化学肥料を主体で育てました。一概には言えませんが、今回はどちらかというと上の田のほうができが良さそうです。
さあ、稲刈りの準備です。まずは、バインダー。これがなくては始まりません。稲を刈ってある程度貯まると稲束として縛って排出してくれます。ちなみにこれは今年5千円でヤフオクで落札したものです。ヤフオク様々です。しっかりと注油します。
そして稲束を運ぶ運搬車を稲刈り仕様に改造します。直径19.1mm、長さ1.8mの直管パイプを直交クランプという金具で繋げます。これのおかげで稲束を大量に積むことが出来ます。
稲ハザと呼ばれる稲干台を作るための資材です。うちでは頑丈な直径48.6mmの単管パイプを使います。重いですが、頑丈ですし、他の用途にも使えるので便利です。
3mものの単管3本をポンジョイントという接続金具で繋ぎ、9mの直管を作ります。稲ハザ用の三脚3つで直管を支えたら、2mの単管パイプを三脚と三脚の間に打ち込みます。打ち込みやすいように単管パイプの先端はハンマーで叩いて潰してあります。それを直交クランプで直管に繋ぎます。これで台風がきても倒れない頑丈な稲ハザの完成です。稲束は2段掛け。1段目は稲束を7:3に割って交互に掛けていきます。2段目は1段目の稲束の上に5:5に割って掛けていきます。同じ地域でも人によって結構やり方が違います。
バインダーで稲を刈って、運搬車で運んで稲ハザへ稲を掛ける、という地味な作業を2日間やりました。体中あちこち痛くなりました。コンバインと違って、稲ハザ方式は相当疲れます。最終日は雨が降ってくるし、正直、たくさん写真撮る余裕ありませんでした。
今年は下の田んぼが特にグチャグチャで悪条件のもと機械を酷使しました。除草剤1回のみなので、雑草も多かったですしね。気になったのでバインダーの稲の引き起こし部分のカバーを開けてみました。案の定、泥やら草やらでいっぱいです。機械類はこういったマメな点検が非常に大切です。とか言いながら、見てみないふりすることもあるんですが。。
綺麗になりました。片付けも一苦労です。やれやれです。
2018年10月01日、昨日からの台風24号の影響で稲ハザが一部倒れました。「台風がきても倒れない」などと豪語しておきながらこのザマです。今後の課題ですね。
倒れた三脚を起こした後、単管をグイッと男手2人で持ち上げて力業で直します。
この部分も。
力業で直しました。端っこの三脚が倒れただけですので助かりました。台風が来るときはこの部分の三脚への補強が必要みたいです。